office-konan2007-05-21

鍼には色々な種類があります。当院で通常使用している刺入する鍼を「毫鍼」といいます。この「毫鍼」にも用途によって太さ・長さなど様々な種類があります。他にも「小児鍼」「円皮鍼」など使用しています。
当院ではあまり使用しないのですが、刺さない鍼で「てい鍼」という鍼があります。この鍼も色々な太さ・長さのものがあるのですが、自分で銅線を削って作ってみました。円柱を削って半分あたりから徐々に細くしていき「すりおろし型」にしていくのですが、ヤスリでの作業はなかなか難しかったです。黙々と3時間かけて完成した「てい鍼」はさすがに市販品のようにはいきませんが、とても手に馴染み。何よりものすごく愛着が湧きました!
鍼に限らず自分で手作りしたものは自然と愛着が湧きますね。作っている間に気持ちというか何か込めているのかもしれませんね。