大寒から立春にかけて、最も寒さが厳しくなる季節
寒さと風が体にあたると、鳥肌がたちますよね。
これは寒邪や風邪(フウジャ)が入り込まないよう毛穴を閉じ体を守ろうとするのですが、
体力が落ちているときには、毛穴を閉じるより寒邪や風邪(フウジャ)のほうが先に体に入り込んでしまい、逆に体内に寒さを閉じ込めてしまいます。そして悪寒や首肩の強ばりといった風邪(カゼ)の初期症状が現れます。
そんな時には首の付け根から手の平一つ下あたりに「風門」「肺兪」というツボを温め、ボディーブラシなどで、軽く皮膚を刺激して緩めてあげると、中に閉じ込められた寒邪が出やすくなります。
      
*寒邪、風邪(フウジャ)・・・・寒さや風の邪気(体や自然界にダメージを与える気)