office-konan2007-07-31

早くも7月も終わろうとしていますが、みなさんはどうお過ごしですか?
これからますます厳しい暑さが予想されますが、夏バテには気をつけましょう!そもそも夏バテとは暑さや強い日差しといった環境ストレスによる体調の乱れが原因とされていますが最近では汗腺の減少も原因のひとつとして挙げられています。ヒトは暑くなると汗を出し、その汗が蒸発するときに熱を奪っていく「気化熱」の性質によって体温を調節しています。この体温調節システムのカギを握る汗腺の数は、体の表面に300〜400万個あるといわれています。
しかし、そのうち、実際に汗をかいて体温調節に貢献している汗腺は、一般的に表面にある汗腺の約半分。そう、実に約半分の150〜200万個の汗腺は、活動を停止しているのが普通なのです。
しかも汗腺は、必要がなければどんどん退化していく性質があり、幼児期から冷暖房の効いた室内で生活し、汗をかく機会が少ないと汗腺の数もどんどん減少していくことになります。
暑いからといって冷房の効いた部屋にずっといると、この汗腺はますます減少し、汗をかきにくい体になり、暑さにどんどん弱くなりまた冷房を効かすといった悪循環に陥ります。規則正しい生活のリズムを崩さないのが夏バテの予防となります。夜更かしをしたり、暴飲暴食は疲れをためる原因となりますから十分注意してくださいね。これからが夏真っ盛りです。体調を整え元気に夏を乗り越えましょう!           okkun