さておいしい朝ごはんを食べた一行は一息ついて半ば放心状態でありました。それぞれが思いを馳せる中、雨は激しさを増すばかり。身支度を手早く整えカッパを着用し、いざ下山!足元はぬかるみ登りよりも緊張感が増しました。一歩間違えれば大怪我!!ギブスをして帰ったら大笑いだろうな・・などと思いながら一歩一歩確実に下って行きました。
思い返せば、軽いノリで決まった大峰登山でありましたが、終わってみればなんとも壮大で広大なフィールドアスレチックのような感じで通常の登山とは、けた違いであることを肌で感じました。また修験道の奥深さも身をもって観じることができました。ただ今回の修験道は全工程の一部分にすぎず、本来は大峰奥駈道といわれ240km、12日間にも及ぶ修験道であるようです。恐らくこれを聞いて「行ってみたい」と感じたのは私だけでしょう・・なんとも奥深い・・次回大峰登山するときはもっと下調べをして臨み、観じる心を養いたいものです。今回大変貴重な体験をさせて頂いた、小南院長をはじめ柳屋旅館のみなさま、先達の方々、旅のコーディネイトをして頂いた辻川様には心より感謝しております。ありがとうございました。またの機会を楽しみにしながら奥駈に思いを馳せる今日この頃・・自然って素晴らしい!!!      okuun