乗鞍ヒルクライムとは正式名称「全日本マウンテンサイクリング」といい毎年8月の最終日曜日に長野県は乗鞍岳で行われる標高1460mから2720mまでの標高差1260mを駆け上るサイクリング大会です。

これにスタッフ丸山は毎年参加しています。

大会前日の土曜日にお休みをいただき現地入りしました。雨がしとしとと降る生憎の天気です。長年参加し続けている自転車仲間の橋本さんは明日は中止だと思って、いつもなら準備万端で早々に寝床に就くのですが、お酒を口にしたりしています。乗鞍ヒルクライム中止は5年前に一度ふもとは快晴にもかかわらず中止の宣言が行われたことがあります。納得しない参加者に対して主催者は大型ビジョンに頂上の景色を見せて説得。大型ビジョンにはふもとの快晴のお天気とは打って変わって台風中継のような景色が広がっていました。それまで納得しなかった参加者も命が惜しいのか大人しく帰途に就きました。

明日どうなるか分からないままに、その夜は思い思いに時間を過ごします。スタッフ丸山は大学の後輩でR2レーシングの西田選手が足に違和感があるというので治療、翌朝にはチームアカマツで前回年齢別入賞の汐見選手のマッサージを行いました。

大会当日朝、昨日の天気とは打って変わって快晴。前日に宿のおばちゃんが明日はきっと大丈夫やで。と言っていましたが、やはり山の天気は山に住んでる人に聞くのが一番です。

中止だと決め込んでいた橋本さんは気持ちのスイッチを切り替えるのに苦労していました。

制限時間は4時間以内。
スタート時刻になり、年齢別に分けられたグループは順番にスタートしていきます。
一番最初にチャンピオンクラスがスタートするのですが、トップは56分台でゴールします。
約3500人の参加者がいるのですが、抜いても自転車抜かれても自転車。
いつもならシンドイはずの坂道が場の雰囲気によってスイスイ上れてしまいます。

頂上は森林限界を突破し、樹木は生えていません。
同じ目線に雲が見えます。この景色を見ただけで来て良かったな。と毎年思います。

今まで上ってきた道を下るので下りは防寒着を着用します。
そして下ってスグにカレー屋さんで昼食。これがスゴク美味しいのです。

来年は院長も参加したい。と言っています。
このヒルクライムは制限時間が設定されていますが。
80歳の方も参加されており、各々のペースで上り完走することが出来ます。
普通のロードレースでは事故の危険性も高いのですが、
ずっと上りなので事故の危険性も低いので、怪我をして仕事に支障をきたす心配もあまりありません。

興味のある方は院長か丸山に気軽に声をかけてくださいね!