office-konan2007-03-28

ふと治療中に寝返りの話をしていて、なぜ寝返りするのかな?と思い調べてみました。
「寝返り」という睡眠中に動く行為は、血液やリンパ液、関節液等の循環を促します。私たちは、覚醒時ですら長時間同じ姿勢を続けると苦痛を感じます。その代表的なものが正座で、長時間になるとしびれや痛みを伴います。
また、寝返りには、体温調節の意味もあります。長時間同じ姿勢で眠っていると、身体の下になった個所に熱がこもります。体温の上昇を抑えるためにも、身体の向きを変える必要があるのです。
横になり眠ることで、日中にかかった圧力でひずんだ脊椎や椎間板、筋肉等を休め、翌日までに本来の状態に戻そうとします。身体中の骨や筋肉を十分休ませるためにも、寝返りは必要です。また熟睡する上でも重要な役割を果たすようです。その他にも自己防衛の1つとして脊椎の歪みを矯正するという働きもあるという説もあります。いずれにしても人間にとって大切な行為なんですね。
okkun