今回は腰椎(腰の骨)圧迫骨折の急性期症状についてお話します!

まず腰椎などの圧迫骨折は女性が起こしやすい外傷です。

50歳以降の女性に多く見られます。特にやせ型で喫煙、アルコール摂取の多い方は骨折しやすいと言われています。

20歳をすぎると骨密度は減っていき女性はとくに閉経を迎えると

女性ホルモンの分泌が少なくなり骨粗鬆症になったりと骨がもろくなってしまいます。


圧迫骨折は自転車でこけたりしりもちをついたり

若い方だとスキーやスノボーなどでお尻からこけて骨折する場合もあります。

よく聞くのが今回の転倒が原因でなく

前からの古傷(加齢や骨粗鬆症で骨がもろくなっている)が原因で発症する場合もあります。

症状も人それぞれですがまれにつぶれた椎体(腰の骨)が

神経にあたりヘルニアと同じように神経症状(足のしびれなど)

を訴える場合もあります。あまりにもひどい時には手術を行いますが。。

あくまでも症状がひどい時にしかしないようでほとんどの場合は保存療法(つぶれた骨はそのままでリハビリを行う)
を行います!!


急性期には骨の癒合ができるまで病院で安静にします。

このときは腰の痛みが強すぎるため、食事の時も座ることもできませんし

トイレももちろんいけません。

1〜3週間(個人差あり)1日中ベッドの上で過ごすので筋力低下が目に見えるほどわかります。。


この段階のリハビリは体を動かすといっても床ずれにならないように寝返りをうったり

足もほとんど動かさないため筋肉が硬くなったり浮腫みが生じますので足首を動かすようにします。


病院では理学療法士さんが足のむくみを軽減させるためにマッサージを行ってくれます。

ですが1日24時間の中でマッサージの時間は多くて30分前後でしょう。

なので短時間のマッサージをしただけでは

むくみや硬くなった筋肉が1日中

やわらかいままだ!とか、浮腫まないんだ(*^^*)

なんてことはありません!!

そうです!!

 
あくまでもマッサージは少しでも楽に、静脈瘤(足の静脈にできる地の塊)ができないようにするための手助け!!

やはり自ら足を動かさないといけないのです!!

足は心臓よりも下にあります。そのため普段の日常の生活でも夜になるとむくみやすくなってしまいます。

そこでや役にたつのが足の筋肉です!

この筋肉を動かしてあげることで筋肉がポンプの役割を果たし足の血液を心臓に返してくれるのです。

なので足首を伸ばしたり、曲げたりと動かして血液を心臓に返しましょう!!






次回は腰椎圧迫骨折?で病院でのリハビリ後のお話をしていきます(^^)



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